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長月№1

 

昨日は、1923年9月1日に関東地方で起きた大地震「関東大震災」の日であります。此の地震による、死者・行方不明者は推定10万5000人と言われ、明治以降の日本での地震被害としては最大規模とされます。

最近、火山の噴火や、地震、豪雨の被害がニュース等でも頻繫に、伝えられていますが、人間というものは、中々、戦争などもそうですが『喉元過ぎれば熱さを忘れる』性分らしく、普段からの災害に備える心構えを忘れがちですね。起きてからでは、遅い!と耳にタコができるほど言われ続けても、つい、自分は大丈夫、まだ大丈夫と変な⁉自信の元、備えを忘れがちです。

一昔前と違って、気象状況、特に温暖化などにより、気温の上昇に伴う、まるで亜熱帯の地域の様な雨。そして、日本は、火山の多い国だと言う事、その中でも休火山などは、いつ噴火してもおかしくない国土に暮らしていると言う事を、ついつい忘れがちです。

関東大震災の時代には、テレビは勿論、ラジオも日本には無く新聞のみが唯一のマスメディアだった為、あらぬ疑いや、誤解を生み、人々は疑心暗鬼に陥り、関係の無い人々を悪人に祀り上げたりと、今では考えられない事が起きています。

人間とは、究極に困難に陥った時や、追い詰められた時に、その本性なるものが問われると言いますが、恐ろしいです。

「デマ」や「虚言」に扇動され、何の罪も無い方が、大勢亡くなっておられます。

今日では、その様な事は起きないと信じたいですが、真実をキチンと見極める心を持って、暮らしたいものです。

一市民の、心構えとしては、いざという時の避難場所、防災グッズ等の確認は勿論、家族間の連絡の仕方等、確認しておきたいものですね。

 

 

高田司法書士事務所

 

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