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卯月№6

 

本日も、引き続き仏教に由来する言葉を幾つかご紹介します。

特に今でもよく使われる四文字熟語も、結構、仏教から来ている言葉が多いようです。幾つかご紹介しますと、「心機一転」や、「一蓮托生」、又、「相思相愛」や「以心伝心」など、普段から生活に密着した言葉も多いようです。

 

「心機一転」・・・(心機)とは心の動き(一転)とは有様がすっかり変わることを意味するようで、仏教に於いては、悟りの境地に入ることを指し、それを一般では、ある事をきっかけに気持ちを良い方向に切り替える事として使われるようになった様です。

 

「一蓮托生」・・・(托生)とは身を寄せて生きる、という意味で、死後極楽で、同じ蓮華の上に生まれ変わる事を意味し、来世も一緒に生きたいと願う人々の願いから出来た言葉で、それが、良くも悪くも、同じ運命をたどる、という意味で使われるようになった様です。

 

「相思相愛」・・・(相愛)の語源はサンスクリット語の「プリヤ・ヴァーデイター」で、優しい、言葉をかけるという意味だそうです。菩薩が民衆を救うための行為の一つで、ここから、お互いを思いあって優しい言葉をかける、という、現在のような意味合いになった様です。

 

「以心伝心」・・・禅宗の用語で、(心をもって心に伝う)と読み、教えの神髄は言葉や文字を使わずとも心から心に伝わるものである、という意味で、ここから、来ているそうです。

この様に、まだまだ、沢山の言葉が有るようですが、今日は、ここまでに、致しましょう。

 

 

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