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水無月№11

 

明日は「指定自動車教習所制度」が導入された事に因んで制定された記念日「指定自動車教習所」の日だそうです。

1960年(昭和35年)6月25日に道路交通法改正法が施行されて、公安委員会が指定した自動車教習所を卒業すると、運転免許を取るために必要な技能試験が免除される制度が定められた日で有ります。

日付が「無事故=む(6)じ(2)こ(5)」となるこの日に因んでということもあって定められました。

日本での自動車学校の先駆けとしては、1915年(大正4年)に実業家「鈴木靖二」によって設立された東京自動車学校で、故山階宮菊麻呂王殿下の運転手の経験が有ったそうです。

1919年(大正8年)には自動車取締令が公布され、全国共通の免許制度が発足し、全ての車種が運転可能な甲種免許と、車種が限定される乙種免許に別れました。

又、1933年(昭和8年)には自動車取締令が全面改正され、乙種免許が今でいう、普通免許になりました。

そして、1948年(昭和23年)に、道路交通取締法が公布され、指定自動車教習所がスタートしました。当初は、管轄も各都道府県の知事でしたが、1960年(昭和35年)に、道路交通取締法が廃止され、道路交通法が公布された事により、「指定自動車練習場」から「指定自動車教習所」に制度変更されました。現在の、運転免許試験のうち技能試験のみが免除となる形となりました。管轄も、各都道府県公安委員会になりました。

現在では、全国的に統一した基準で運用されています。

「指定自動車教習所」は、道路交通法第99条に基づいて、法令に基づく教習を行いますが、公安委員会の審査に合格した指導員や検定員を配する人的基準や、教習に使われるコース、設備、自動車の物的基準にも適合しなければなりません。そして、「指定自動車教習所」での、卒業検定に合格すると免許試験場では、技能試験が免除されます。

最近の教習所では、合宿形式だったり、教習車も高級外車を使ったりと生徒さんの獲得に大変ともお聞きしますが、コロナの影響で、車での遠出も人気が出て来て、最近では、又、車を運転したりする方が増えて来ていると聞き及びます。

是非とも、交通法規を遵守して、無事故無違反にて‼楽しいカーライフを楽しんで頂きたいですね。

 

高田司法書士事務所

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