葉月№５

葉月№５

 

今日は、日本では「終戦記念日」ですね。

77回目の「終戦の日」で有ります。1945年のこの日、昭和天皇がラジオを通じ、国民に対して戦争に負けた事を伝えた日です。いわゆる『玉音放送』ですね。

国によって、戦争終結の日時はまちまちですが、連合国軍側からの「ポツダム宣言」（連合国軍が日本に降伏を勧告し、戦後処理の方針を示した宣言）の調印式の日時を、アメリカなどでは「対日戦勝記念日」としています。9月２日の事でした。

 

それからの日本に於いては、今とは違い、親を無くした子供らが上野や新宿の地下道、駅の構内にも溢れかえっていて、食べる物にも困窮し、餓死したり、病気になったりして亡くなったそうです。当方の母親が上野に用事で出掛けても、決して地下道には近寄りませんでした。戦後の記憶が生々しく脳裏に焼き付いていたようです。

当方の父親も、後1ヶ月戦争が長引いていたら、戦死していただろうと、幼い時に話してくれました。

当時「人間魚雷」と呼ばれていた小舟で、魚雷を載せて、兵士が一人乗り込み、敵艦に突っ込んで行く事が、作戦上当たり前のように、行なわれていたそうです。

又、「神風特攻隊」と呼ばれた爆撃機による「体当り」も記録されています。

犠牲になった方は、特攻隊だけでも（特攻隊とは、生還を許されない、航空特攻が始まりとされる）6418人にも及びます。まるで、国による自殺強要！言っても過言では無いでしょう。こんな苦しく、辛い戦争は、77年経っても尚且つ、世界の色々な地域で人々を苦しめています。人間は何度同じ過ちを繰り返すのか！残念で仕方ありません。

一日でも早く！世界中に平和な日常が訪れる事を願ってやみません。

 

 

高田司法書士事務所

 

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