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長月№4

 

本日は、春夏秋冬の四季を祝う五節句の内の一つである、「重陽の節句」で有ります。

節句とは、季節の変わり目を指し、無病息災、五穀豊穣、子孫繫栄などを願い、その季節に収穫する旬の物をお供えし、又、食したりして邪気を祓う行事等が行われます。

因みに、「重陽の節句」では、菊の節句とも言われ、この時期の旬である、栗の節句ともいわれます。行事食として、栗ご飯を頂く様です。又、1月7日の「人日の節句(じんじつ)」には、七草の節句とも言われ、行事食は七草粥が有名ですね。3月3日は「上巳の節句(じょうし)」で、桃の節句であり、雛祭りでもありますが、行事食としては、ちらし寿司が食されます。そして、5月5日の「端午の節句」は、菖蒲の節句であり、柏餅ですね。7月7日は「七夕の節句(しちせき)」で、笹竹の節句とも言われます。

本日の「重陽の節句」は特に家族の健康や長寿を祝うものですが、もう一つの記念日として、「救急の日(9月9日)」でもあります。日付にちなんで1982年(昭和57年)に厚生労働省によって定められました。国では、「救急の日」を含む1週間を「救急医療週間」とし、全国各地に於いて消防庁、厚生労働省、都道府県、市町村、全国消防長会、公益社団法人日本医師会、一般社団法人日本救急医学会等の協力によって、各種の行事が執り行われます。

目指すのは、「応急手当の普及啓発」や「救急車の適正な利用方法の普及啓発」そして、「救急医療関係者、救急隊員等の表彰及び研修」等ですが、ここ数年のコロナ危機により、毎日救急車の“サイレン”を聞かない日は無いほどですが、以前よりも、色々な公共施設や、ビル、お店にも「AED(自動体外式除細動器)」の設置をされている所が増えてきていますね。いざという時、命を守ってくれる“有難い”ものですが、使用方法や心肺蘇生法については、まだまだ、医療従事者の方々には、及びません、折角の器具も、使い方が分からなかったり、不慣れだと、勇気が出せずに、と言うこともあるかもしれません。この時期にはお近くの消防署等で講習会を開いていたりする事も有るようです。普段から、何処に設置されているかとか、使い方を習得しておきたいものですね。

 

高田司法書士事務所

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