長月№8
長月№8
昔から、特に日本の主婦は休みもなく、家事の性質上、やっても!やっても!終わりのない仕事!と言われ続け、家族の為、自分を犠牲にして、働き続ける母親が多かった気がします。2009年から、1月25日、5月25日、9月25日を主婦休みの日とサンケイリビング新聞社が提唱しています。その趣旨は「日頃家事を主に担当している主婦がリフレッシュをする日」とされていますが、現在では、働く主婦も多く、仕事に!育児に!家事に!そして、夫の世話にと女性は本当に大変です。幾つ身体があっても足りない!のが現状です。年間たったの!3日と言わず、家族で助け合って少しでも主婦の方々が休めるように、周囲の人々の支援が重要ですね。
此の3日間が良いとされたには訳がありまして、「年末年始の後」・「ゴールデンウイークの後」・「夏休みの後」と、どの日も主婦が忙しい時期に一休憩して頂きたいということで、提唱されたようです。
世の中は、お休み気分の日であっても、逆に主婦や、女性にとっては、家族の面倒を見たり、お世話をしたりと、忙しい思いをされている方も多いかと思います。特に育ち盛りのお子様がいらっしゃるご家庭では、365日間24時間仕事をしていると言っても過言ではない状況です。
最近では、男性も快く家事を手伝ってくれるような方々も増えてきていて、嬉しい事です。
当方が幼い頃は、家族全員で、お正月を迎える為に「おせち料理」を作ったのを思い出します。今と違って、商店もスーパーも1月7日くらい迄は、何処もやっておらず、その間の食料は、各家庭で揃えていましたが、何日もかけて、煮物や、お惣菜をこしらえ、お重に詰めたものです。日持ちがする様に、比較的味付けは濃くして、なるべく、一家の主婦が台所に立たずに済むようにとの考えから、「おせち料理」も考えられたようですね。
でも、結局のところ、お雑煮だなんだかんだと、1月1日から、母が台所に立っていたように記憶して居ります。最近では、デパートや通販等で、気軽に「おせち料理」も手に入るようになりましたが、若い世代の「おせち離れ」も言われていますね。段々と世の中も変わって参りますが、それも時代の流れと言いましょうか、そして、日本でも、欧米諸国の様に、もっと家事男子!が増えると、女性も助かりますね。
昔、風邪をひいて、寝込んでいた母に、会社から帰宅した父が、「夕飯は何だ?」と当たり前の様に、尋ねていたことを思い出します。そんな事を「のたまう」ような男性は、今では皆無と思いますが…普段から、男性・女性にかかわらず、お互いを労わり合って、感謝を忘れずに暮して行きたいものですね。
高田司法書士事務所
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